就活例文

苦手なことを克服できるというのが私の強みです。高校時代までの私は人前で話すことが大の苦手で、授業中に先生から指されると、心臓が飛び出しそうになるくらい緊張し、上手く話せなくなってしまったものです。大学に進学し、このままでは社会に出てから苦労すると考えた私は、思い切って弁論部に入りました。授業で発言することさえ大緊張してしまう私にとって、高すぎるハードルのように思いましたが、そのくらい思い切ったことをしないと、苦手を克服できないと考えたのです。弁論部に入部した当初は、大いに苦労しました。先輩からは「君には弁論部は向いていないから、やめたほうがいい」と言われました。しかし、続けていくうち、徐々に人前で話せるようになっていき、今では人前で話すことをまったく苦にしなくなりました。御社でも、仕事に関して苦手なことが生じた場合、苦手なことから逃げずに克服できるという強みを生かし、着実に成長していきたいと思っています。

仕事にコミュニケーション能力は欠かせないので、エピソードも就活を意識できていていいですね。

弁論部は希少性もあるので、面接官に興味を持たれる可能性も高いです。但し、念のため他の苦手克服のエピソードも用意しておきましょう。

自己PRはこうやって作れば簡単にできる!

転職例文

苦手なことを克服できるのが私の強みです。前職では、当初、プレゼンテーションを大変に苦手にしていました。プレゼンの内容を考えたり、資料を作ったりすることは嫌いではなかったのですが、あがり症の私は、人の前で話をしようとすると、必要以上に緊張してしまうのです。「このままではいけない」と思った私は、それまでよりも数倍、準備や予行練習に時間をかけるようにしました。どんなにあがり症の人でも、人前で話すときに自分の名前が出てこないということはありません。つまり、頭の中にしっかり刷り込まれていることは、緊張してもあがっても、ちゃんと口から出てくるものです。そのことに気づいた私は、とにかく徹底して練習をくりかえしました。そのことによって苦手なプレゼンが苦手でなくなり、やがて、緊張することもなくなったのです。この強みを生かして、御社の仕事でも、苦手なことに正面から対峙して、それを克服し、戦力になりたいと思っています。

転職で「苦手克服」をテーマにした自己PRはあまりおすすめできないですね。

転職の場合、あくまでも即戦力を求めているので、「何ができるのか。そして、どんな結果を残してきたのか。」をベースに組み立てるのを基本戦略としましょう。