教員採用試験 例文
私の長所はどんなことでも根気強く、最後まであきらめないことです。小さい頃から自分だけでなく、友だちや後輩、チームのみんなと一度取り組み始めたことを最後まで達成できるよう考えて動いてきました。精いっぱい取り組んでいたことで、クラブのキャプテンやサークルの部長などを任されることもありました。そして練習内容や勉強などを教えてあげたりすることが好きでした。そのため、学生時代にはアルバイトとして家庭教師を中学生にしていました。どうしたらわかってもらえるのか、問題をかみ砕いて考えることが難しかったですが、わかってもらえたときはうれしくやりがいがありました。この経験を生かして、一人でも多くの子どもたちに勉強の楽しさや学ぶことの尊さを伝えていきたいと思っています。大変なこともたくさんあると思いますが、自分も勉強させていただいていると思って、少しでも役に立てるよう努力し、貢献していきたいです。
教師に合わせた自己PRを意識できていていいですね。
ただ、教員志望の方は、家庭教師のアルバイト経験をエピソードにする傾向が高いです。なので、どうしてもエピソードがかぶってしまうので、一工夫は必要ですよ。
私は小学校の時にある先生に会って、とってもお世話になり、勉強が楽しくなりました。自分の人生を一変させた出来事だと言えます。そして、私も小学校の時にお世話になった先生のようになりたいと思って教員を目指しました。教員になるためにまずは大学生の時に学習塾で小学生に勉強を教えました。その学習塾は進学塾で勉強の出来る子供達が集まります。一クラス多いときで10名ほどいて、その子供達一人一人に合わせて、時には10人全体を意識して教えました。自分で言うのもなんですが、子供からは「勉強が楽しくなった」と喜ばれて実際、ほとんどの子供達が希望する学校に良い成績で合格しました。進学塾に関しては、もともと勉強が出来る子供達が多いため、それでは自分の成長がなく、勉強の出来ない子供に家庭教師という形でも教えていました。いろいろ工夫しながら、その子も一気に学習能力が向上して、目標とする学校に入ることが出来ました。教師は自分の天職だと思っています。また自信があります。
自己PRは原則、「志望先で活躍できます!」とアピールすることです。
なので、志望動機とは切り離して考えるべきです。
志望動機と自己PRがセットになっている場合は別ですが、基本は、自己PRと志望動機は別で分かれていますからね。
高校の時に公文式でアルバイトを経験しており、大学時代は大手の塾で3年間講師をしていました。教材作成、授業時間割の検討、学生のカウンセリングや学生募集などの業務も担当した事があります。学生管理システムなどの業務システムも経験しました。大学全入時代、少子化という避けられない状況があるなか、教育の質、あり方も変革の時期と認識しております。反転型教育など新しい分野にチャレンジしていく必要があると感じております。タブレットを使ったクリッカーや、アクティブラーニングの勉強会にも何回か参加した事があり、現在でもコミュニティに積極的に参加しています。学生時代に感じた事なのですが、最新の動向、たとえばスマートフォンを使ったコミュニケーションやツールなどに教員側の方がついていけていない状況を感じました。教員も常に新しい技術を勉強し、教育の現場に反映させている事が重要ではないでしょうか。御校では過去の経験を生かし、率先して新しいシステムを取り入れて、他の教員の方にも展開できる即戦力になれればと考えております。
現在の教育の現場で不足しているものを、自分は持っているというアピール方法は有効です。。
自己PRは色んな切り口がありますので、是非、自分の合った切り口を見つけてくださいね。