就活例文
集中力を自己PRのネタとしてアピールすることはいいです。
但し、学生時代のエピソードをメインにすべきですね。大学受験のエピソードが悪いわけではありませんが、面接官が知りたいのは直近のことですからね。
注意してください。
転職例文
アプリ開発の現場において集中力は必須ですのでいいですね。
また、集中力だけでなく周囲とのコミュニケーションも問題ないということをアピールできている点もいいですね。
周囲とのコミュニケーションは面接官が気になる点でもありますからね。
集中力をアピールする上で大切なこと
①マイナス面があることも理解する
「集中力」とはどんな場面でもメリットになりそうな長所な気がします。しかし、集中力を題材とした自己PRは、視点を変えてみると「周りが見えない・視野が狭まる」という欠点にも捉えられてしまうのです。
そのため、ただ集中力が高いことを表すエピソードを話しただけでは、欠点のカバーにならず、欠点をさらにアピールしていることに繋がってしますので注意が必要です。
それを防ぐために、経験談としての自己PRももちろん重要でありますが、その集中力をどう仕事に活かしていけるのかを明確にはっきりと伝えられる内容に仕上げることが大切です。
②根拠を明確にする
長所として「集中力があること」を伝える際に最も注意しなければならないことは、集中力があるという根拠付けをすることです。
ただ単純に「集中力には自信があります」と主張しただけでは、全く説得力がありません。
説得力がないどころか、「周りがあまり見えない学生なのかな?」と不安に思われるケースも少なくありません。
「並行して複数のタスクに取り組まないこと」、「1つ1つのタスクに制限時間を設ける」などの自分なりの工夫を説明することが大切です。自
分自身がどうしたら集中力を発揮できるのかどうかの仕組みや背景についてしっかりと主張できるようにするといいでしょう。
③差別化を図る
エントリーシートもそうですが、特に履歴書において「集中力」を自己PRする上では、限られたスペースの中におさまる文章の中でアピールすることになるので結構難しいです。
だらだら書く履歴書は嫌がられてしまうので簡潔に書くことが大事です。さらに、「集中力」を長所としている学生は他にも多くいるので、そのようなライバルたちとの差別化も履歴書の中で図って行かなければなりません。
面接に進めればいいのですが、まずは書類選考を突破しなければならないのでこの題材は難関と言えるのです。
「集中力」のいいアピールの仕方としては、周りからの定量的な評価が得られていること、「自分が一番」という定性的な自信を入れることが重要です。
履歴書という限られた文章量で印象に残すためには、定量的・定性的両方の内容が入っていることが大切です。
まとめ
「集中力」というテーマでの自己PRは誰でもやっていそうで実は結構難しくハードルが高いのです。
「集中力」とは図ることが難しい力でもありそれを自分自身で「高い」と判断するからにはそれなりの説明する材料が必要になっていきます。
欠点として「視野のせまい」と捉えられないように、長所としての「集中力」の高さをアピールしていきましょう。