就活例文

私には集中力があります。短期集中型で、一つ決めたらそれに向かって没頭できる力があります。昔から一度こうと決めたらそれに向かって一直線で、周りから無理と言われることでも、時間的に厳しいものほど燃えました。実際には、大学受験は3カ月の猛勉強で第一志望校に受かりました。それまでは、高校までやってきた部活で忙しかったことや、部活で養った技術を思う存分に活かせる大学に行くか、学力レベルに合わせた大学に行くかで悩んでいたことがあり、最終決断を下すのに時間がかかりました。そのため、大学受験では短期決戦になりました。結果として選んだのは学力レベルに応じた大学でしたが、集中力のおかげで合格していました。この私の集中力を活かし、御行では短期決戦で物事が運ぶ銀行の事務作業を迅速に、かつ細かい作業でも最後まで気を抜かずに続けたいです。受験勉強という机に何時間も向かっての作業は今までにやってきたので即戦力になります。

集中力を自己PRのネタとしてアピールすることはいいです。

但し、学生時代のエピソードをメインにすべきですね。大学受験のエピソードが悪いわけではありませんが、面接官が知りたいのは直近のことですからね。

注意してください。

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転職例文

集中力には自信があります。前職の携帯アプリゲームのバグチェックのお仕事では、集中力とコミュニケーションを意識して業務に従事しておりました。集中力は1日中携帯画面とにらめっこし、バグチェックの業務に従事した経験から、注意力が身についたからだと考えます。コミュニケーションに関しましては、業務の際に基本的には集中力を活かして業務を遂行しますが、職場の方との会話や連携を通じてコミュニケーションを図ることも意識しておりました。仕事に対する姿勢に関しましては、効率性を高めるために、予めバグが発生する箇所を想定しながら業務を遂行し、時間短縮やより多くバグを発見出来るように努めております。入社後は、お客様と消費者様のニーズに応えるという自覚を持ち、第一に正確に業務を遂行し、職場の方との連携を強め、自分自身の意見を提案していき、職場の方との会話や連携を大事にしてより多くの方のために満足していただけよう、早く業務の習得を出来るよう励んでまいります。そのために、徹底的にリサーチし、自分自身の意見を出していけたらと考えます。

アプリ開発の現場において集中力は必須ですのでいいですね。

また、集中力だけでなく周囲とのコミュニケーションも問題ないということをアピールできている点もいいですね。

周囲とのコミュニケーションは面接官が気になる点でもありますからね。

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集中力をアピールする上で大切なこと

①マイナス面があることも理解する

「集中力」とはどんな場面でもメリットになりそうな長所な気がします。しかし、集中力を題材とした自己PRは、視点を変えてみると「周りが見えない・視野が狭まる」という欠点にも捉えられてしまうのです。

そのため、ただ集中力が高いことを表すエピソードを話しただけでは、欠点のカバーにならず、欠点をさらにアピールしていることに繋がってしますので注意が必要です。

それを防ぐために、経験談としての自己PRももちろん重要でありますが、その集中力をどう仕事に活かしていけるのかを明確にはっきりと伝えられる内容に仕上げることが大切です。

②根拠を明確にする

長所として「集中力があること」を伝える際に最も注意しなければならないことは、集中力があるという根拠付けをすることです。

ただ単純に「集中力には自信があります」と主張しただけでは、全く説得力がありません。

説得力がないどころか、「周りがあまり見えない学生なのかな?」と不安に思われるケースも少なくありません。

「並行して複数のタスクに取り組まないこと」、「1つ1つのタスクに制限時間を設ける」などの自分なりの工夫を説明することが大切です。自

分自身がどうしたら集中力を発揮できるのかどうかの仕組みや背景についてしっかりと主張できるようにするといいでしょう。

③差別化を図る

エントリーシートもそうですが、特に履歴書において「集中力」を自己PRする上では、限られたスペースの中におさまる文章の中でアピールすることになるので結構難しいです。

だらだら書く履歴書は嫌がられてしまうので簡潔に書くことが大事です。さらに、「集中力」を長所としている学生は他にも多くいるので、そのようなライバルたちとの差別化も履歴書の中で図って行かなければなりません。

面接に進めればいいのですが、まずは書類選考を突破しなければならないのでこの題材は難関と言えるのです。

「集中力」のいいアピールの仕方としては、周りからの定量的な評価が得られていること、「自分が一番」という定性的な自信を入れることが重要です。

履歴書という限られた文章量で印象に残すためには、定量的・定性的両方の内容が入っていることが大切です。

まとめ

「集中力」というテーマでの自己PRは誰でもやっていそうで実は結構難しくハードルが高いのです。

「集中力」とは図ることが難しい力でもありそれを自分自身で「高い」と判断するからにはそれなりの説明する材料が必要になっていきます。

欠点として「視野のせまい」と捉えられないように、長所としての「集中力」の高さをアピールしていきましょう。