就活例文
「空気が読める」というのが、私の強みです。「空気が読めない」という言葉はよく使用されますが「空気が読める」という言葉は、他の言葉に形を変えて、使用されることが多いように思います。私の場合は「察しがいい」「鋭い」「要領がいい」などと指摘していただく場合が多いのですが、ある日、学生時代の恩師に、次のような指摘を受けました。「○○君が『察しがいい』『鋭い』というのは確かだけど、君の場合には、もっと自然で、相手に負担をかけまいとする、思いやりのようなものを感じる」「『空気が読める』という表現の方がぴったりかもしれない」。このような内容の、指摘であり、それを聞いた時には、恩師の心づかいを嬉しく感じたと同時に「察しがいい」「鋭い」という言葉に、どこか違和感を持っていた自分が、突破口を見出したような気持ちになりました。これをきっかけに、あえて「空気が読める」という言葉を使用するようにしています。御社では、この強みを活かして、貢献していきたいと考えております。
「空気が読める」というアピールの説明が少し長いですね。読む気がなくなってしまいます。アピール以前に読みやすい文章は必ず意識しましょう。
転職例文
空気が読めることが私の強みです。前職にあった時、上司から「君を見ていて、真の意味の『空気が読める人』がどういう人かわかった」と言われたことがあります。私のいた部署に対外的な大きなトラブルが起こり、部署のメンバーが力をあわせて、なんとかそのトラブル処理をしたばかりの時でした。処理はできたものの、メンバーは皆、精神的に疲れてしまい、部署内には沈滞した空気が流れていました。私はその空気を感じ、「これではいけない。空気を変えないと部署の仕事も停滞してしまう」と思いました。それで、朝礼の時に、「今回のトラブルのおかげで、私はこの部署が今まで以上に、大好きになりました。強い連帯感を実感しています。最高のチームだと思います」と発言したのです。上司は、私のその発言を聞いて、「空気を読みながら、その空気を変えるべき時は変えるための言動ができるのが、真の意味での空気が読める人だ」と評価してくださったのです。御社でも、この強みを生かして、自分のセクションの空気をよりよいものにしていきたいと思っています。
空気が読めるというのは、仕事をする上で必要不可欠な能力であることは間違いないです。ですが、転職の自己PRでアピールするのはあまりおすすめできません。
もっと、前職で結果を出したことなどをメインに組み立てた方が評価は高いですよ。