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転職回数が多い場合に悩むことの一つが、「自己PRでどうアピールしたらいいか?」ということですよね。

あなたと同じように、私も転職回数が多いため、就活しているときにそのことをどう自己PRにつなげたらいいか、大いに悩んだものです。

その時は、何人かの人にアドバイスしてもらい、うまく対処することができました。その経験を踏まえて、今度は私からあなたに、ささやかながらアドバイスさせていただきますね。

転職回数が多い場合の自己PRの仕方についてのポイントは3つあると思ってます。

まずは、転職回数の多さを後ろめたく感じたり、引け目と捉えないことです。何度も転職していると、面接などでどうしても卑屈になって、言い訳じみたことを口にしてしまいがち。

けれど、そんな言動はマイナスにしかなりませんよね。ですから、胸を張って堂々と自己PRすること、これが大前提になります。

では、どこをどのようにアピールしたらいいのか?

私の場合は、それまで経験した職種の数を、むしろウリにしました。

初めての転職であれば、1つの職種しか経験していないことが多いわけですよね。社内異動を経験したとしても、せいぜい2つのセクションを経験するぐらいでしょう。

けれど、転職回数が多いあなたや私は、それ以上の種類の経験をしているわけです。

「転職回数は多いけどすべて同じ職種」という場合でも、業種や企業によってその仕事の仕方は変わってきますから、1社だけしか経験していない人に比べて、さまざまな仕事の仕方を経験してきたということは言えますよね。

それだけ、多くの種類の経験をしてきたということが、あなたの強みになると思うんです。ですから、自己PRでは、自分の方から転職の多さに触れて、「私はこれだけ多彩な経験を積んできました。

その経験は、必ず御社の仕事にも生かせると思います」というアピールするといいでしょう。

ただし、担当者はどうしても、「うちに入社しても、またすぐに辞めてしまうのでは」という感覚にはなるでしょう。ですから、自己PRで、その点にも自分から触れておくべきだと思いますよ。これが3つ目のポイントということになります。

私の場合は、「私は有言実行型で、こうと思い立つとすぐに行動に移すところがあります。転職を繰り返したのも、その性格のためと認識しています。

しかし、ライフプランをじっくり考えるべき年齢になったこともあり、今後は1社で長く勤めあげたいと強く意を決しています」というように説明しました。

以上、私の経験から、転職回数の多い場合の就活での自己PRの仕方について、簡単にお話ししてきました。もちろん謙虚さを持つことは必要ですが、堂々と胸を張って自己アピールすることをおすすめしますよ。