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他業種への転職活動の際、一番悩むのは自己PRではないでしょうか。同業への転職ならこれまでの経験や身に付けた能力をそのままPRできますが、他業種となるとそうはいかないですよね。

私も以前、あなたと同じように他業種への転職を考え、就活をしていました。

その時最も苦労したのが、「あなたの強みは何ですか」、「この会社にどのように貢献できますか」という問いに対しての答えを見つけることでした。転職時は新卒の頃と異なり、前職での経験を自己PRとして述べることが必要になります。

私は全く異なる業界への転職を希望したため、この点でとても苦労しました。

ですが無事、希望通りの転職ができましたので、他業種へ転職する際の自己PR作成方法について、あなたにアドバイスさせて頂きたいと思います。

まずは、前職と希望する職種の仕事内容や、求められる能力をそれぞれ書き出し、共通点を見つけましょう。仕事内容については、ほとんど共通点はないかも知れませんが、求められる能力については必ずあるはずです。

どんな小さなことでもそこからヒントが得られる場合もありますので、できるだけ多く書き出してみて下さい。書き出せたら、次はそれらに対する自分の強みを書き出します。

この時、強みを説明するエピソードも一緒に考えて下さい。ちゃんとした文章にしなくても構いませんので、「仕事でのこういう経験からこのような能力を身に付けた」、「このような強みを活かし、こういう業績を残した」といった具合です。

そうすれば、転職を希望する職が前職と全く異なる業界でも、自己PRは作ることができます。

参考に私の場合を例に挙げさせて頂きます。

前職は、複数のプロジェクトを掛け持ちしており、それぞれ進行スピードも優先度も様々でした。そのため高いスケジュール管理力と調整力が求められ、これらの能力は業務を通してかなり鍛えられました。

一方で転職を希望する職種についても、一度に複数の仕事をこなさなければならず、しかも各々が全く異なる業務内容で優先順位も変更になる場合があり、1日・1週間・1ヶ月単位でのスケジュール調整や管理が求められていました。

そこで前職で身に付けたスケジュール管理力と調整力をアピールしたのです。

このように、あなたの場合も共通事項は必ずあるはずです。中途採用の場合は即戦力が求められますので、できるだけ仕事内容に直結した自己PRが必要となります。

難しいかも知れませんが、私のアドバイスを参考に考えてみて下さいね。あなたの転職活動の成功を願っています。