ご質問内容からすると、ご自分の何をPRしたらいいのかわからない状態でしょうか?簡単にアドバイスすると、気張らないことです。良い事を探そう探そうとしないことです。
気楽にまず考えてみましょう。個人でも、法人でも、どんな物事にも良い事と悪い事があります。どちらかだけの人なんて見た事がないでしょう?
多分世の中にそんな人は存在していません。先ず、そう考えてみましょう。するとあなた自身にも良い所もあれば、悪い所もある人間だと思えるはずです。
そうなんです、貴方自身にも絶対に良い所があるのです。それが貴方が一番PRしたら良い事なんです。
転職というビジネスチャンスを見つける為の就職活動上での自己PRですから、余計に考えてしまうのだと思います。
失敗できないとか、弱みを見せられないとか、欠点を隠そうとか、できる人間に見てもらえるようにしようとか、そんな風に思うと逆に失敗します。
何故ならば、向こう側にいる再就職したい会社の面接官たちは、百戦錬磨だからです。つまり、初対面でも、あらかたの人間像を即座に掴んでしまう能力がある人たちだからです。
その道のプロなんです。その人たちにつぶさに観察されるのですから、付け焼刃の表現では見抜かれます。つまり嘘とは言わないまでも、作り話で逃げれる場所ではないということです。
先ずそう思って下さい。となると何をどうしたら良いと思いますか?
一番しなければならないことは素のあなたを見せる事です。あなたはあなたでしかないのですから、あなたの素を見せれば良いのです。
その結果、採用されなかったらそれまでです。ご縁が無かったのです。その結果、採用されたらご縁があったのです。そういうことなんです。
だって、あなたはあなた以外のことを見せられないじゃないですか。ですから、素のあなたを見せるのです。構える必要が無いのです。あなたらしくあなたらしさを見てもらえば良いのです。
それが、転職の自己PRのコツです。
では素のあなたとは何を見せるのか?ですから冒頭申し上げたとおり、誰にも良い所と悪い所があるのですから、良い所を見せれば良いのです。
その良い所が無いと思っているのなら、それは間違いです。絶対に良い所があります。人柄なのか、数字に強いことなのか、専門知識なのか、統率力なのか、忍耐強さなのか、人を和ませる性格なのか。
とにかく何か良い所があるのです。それを見せれば良いのです。だって貴方が一番自信を持っている良い所なんですから。
その結果は面接官が判断するのです。結果を怖がるのではなくて、良い結果が出るように、自分の最も良い所、他者に無い優位性を見せれば良いのです。
とかく面接は緊張しやすいものでです。他人よりも良く見せようとか、等身大の自分以上に見せなければ採用されないと勘違いしてしまうのです。
違うのです。あなたを見せるのです。面接官は等身大のあなたを見たいのですから。幸運を祈ります!