自己PRがなかなか浮かばないと、嘘を書きたくなってしまうものですよね。嘘をつくことはいけないことだと思いがちですが、嘘を書いても構いませんよ。
相手にばれなければ何の問題もありません。しかし、嘘をつくことは思っている以上に大変なことです。
全くの嘘をついてしまうと、深く突っ込まれた時に答えられないものです。予想外の質問をされると絶対に答えられません。
その瞬間、嘘をついているとばれてしまうかもしれませんし、ばれなくても、おどおどした悪い印象を相手に与えてしまいます。
そうならないためには、やはり嘘はつかない方が良いでしょう。ただし、多少の嘘であれば、寧ろ必要かもしれません。
大軸は本当のことを書きます。9割は本当のことを書くのです。その代わり、残りの1割で嘘をつきます。
その嘘というのは、本当のPR部分をより良く見せるため、より相手に好印象をもってもらうためにつく嘘です。そのためであれば、多少の嘘はついても構わないでしょう。
また、9割が事実であれば、深く突っ込まれたとしても上手に答えられるはずです。
それでも万が一、嘘である1割の部分を深く突っ込まれた場合にすらすらと答えられるようにするために、嘘を本当だと自分で自分に思いこませる必要があります。
そのためには、何度も何度も書いたり読んだりして頭にいれます。そして、頭の中でその嘘の内容をイメージトレーニングするのです。
例えば、「私の良さは○○です。実際に学生時代には○○ということをしました。その結果、○○という成果を得ることができました。」という流れの場合
で、最後の成果の部分が嘘だとします。その場合、成果を得た瞬間というのを、しっかりイメージトレーニングしておくのです。
その時の自分の感情から周りの反応まで、実際に起きていたらどうなっていたのかをしっかりイメージしておきましょう。これを繰り返せば、自分の中でも、本当にあったことのように感じられてきますよ。
そうなれば、いくら深く突っ込まれても、しっかり答えることができるでしょう。実際に私も多少の嘘はつくようにしていました。
他の人がしていたことを自分がやっていたように自分に信じ込ませたのです。
実際にみていたことだったため、イメージがしやすく、うまく答えることができましたし、履歴書にも本当のことのように記入することができましたよ。
自分が受かりたい企業に受かるためなら、嘘をつくことも必要だと思います。ただし、そのことによって落ちてしまうことがないよう、受かるための嘘をつくようにしましょうね。