就職活動を行う上で書類選考の時に自己PRを書き、面接で自己紹介と自己PRをお願いしますと言われることがあると思います。
自己PRと自己紹介って一緒なんじゃないの?と感じられるかもしれません。私も就職活動した時も同じように考えていたことがありました。
自己PRと自己紹介とは自分のことを知ってもらうということが前提にあるのですが、両者とも似ても似つかないものになります。
ではどのように違うかと言いますと、自分の氏名、学校、学部、趣味・特技などを話すのが自己紹介となります。
自己PRは自分の強みをただ説明するのではなく、会社にとってどんな利益、メリットをもたらすか説明することも重要になります。
採用担当者や面接官は自己PRをかなり重視します。自己PRをどうぞと言われても、自己紹介を繰り返すようだと大丈夫かなと思ってしまうかもしれません。
どんな職種でもそうなんですが、社会に出るとコミュニケーション能力が問われてきます。それは会社外に対して勿論なのですが、会社内においても同僚や上司と仕事について報告、連絡、相談を行う機会が毎日あると思っても良いかもしれません。
例えば日常生活において、友人や家族に言っていたことと真逆だったり全く違っている事を言われたらどうでしょう?殆どの人は私はこういう事を聞きたかったのにと思いますよね。
自己PRと自己紹介の違いを抑えないと、面接官が聞きたいことが聞けずに残念な結果に終わるかもしれません。
もしも就活でうまくいかないなと感じた時に、自己紹介と自己PRを混同していないか、じっくりと分析してみましょう。
自己PRの時にどんな活動をしていたか話してもいいと思いますが、そこで何を学んだが、どんなことに気づいたか、それが会社にどう活かせるのか説明することが重要になります。
エントリーシートを書いたり面接で自己PRと自己紹介は必ず求められると思います。
自己紹介について「簡単にお願いします。」と言われたら、あまり長々と話さずに手短に済ませるのもポイントです。
そして、自己PRについて履歴書やエントリーシートなどに書いているかと思いますが、面接の際にも詳しいことを尋ねられても良いように準備を行うことが大切になります。
一番大切なのは、あなたがこの会社に入ることでどんなメリットがあるか、この仕事を行う上で私はこんな長所がありますとアピールする事です。
自己PRと自己紹介を一緒に思いがちですが、違いをしっかり抑えることで結果は必ずついてくるものと考えています。