【新卒就活例文】
保育士になりたいと思ったきっかけは、昔から、近所の小さな子供達と、良く遊んであげていて、楽しかったことや、高校時代に、姉の子供が出来てからでした。その子は、男の子でしたが、良くなついてくれて、とても可愛い子でした。姉も、子供が喜んでいるのが分かるのか、よく遊ばせてくれました。時には、その子が危険なことをしたり、悪いことをしたときは、しっかりと、注意してあげました。そうすると、分かってくれて、優しい子に育って行ってくれたと思っています。子供には、愛情を持って、優しくも、厳しく育てていきたいというのが私の考え方です。愛情さえ注いであげることができていたら、子供も、愛情を人に与えることが出来るようになってくれると信じています。子供が大好きですが、保育士という仕事となると、分からないことだらけだと思いますが、子供の為に、努力していきたいと思っています。
上記の例は、あまりいい例とは言えません。なぜなら、自己PRというより志望動機になっているからです。自己PRはあくまでも、志望先で自分が貢献できることを伝える必要があります。
なので、しっかり結論で「◯◯が私の強みです」。など、あなたのPRポイントを伝えるようにしてください。志望動機は別で必ず聞かれますので一緒に考えてはダメです。
【転職例文】
私は兄弟がたくさんおり、その長女です。昔から面倒見がよいと言われて育ってきました。また実際に自分より年下の子の世話をすることが好きですし、小さな子供たちの世話も大好きです。前職ではその子供好きを生かして、無認可の保育所の保育士をしていました。しかし無認可は良いところもあり、自分には合わないと感じたこともあります。そのために転職を考えました。今回の応募は御社の保育理念に共感が持てたことが理由です。私の目指す子供たちへのかかわり方と非常に感銘を受けることがあり、応募をいたしました。もし採用された場合には、これまでに培った保育に関する知識を十分に発揮して、しっかり子供たちにかかわっていきたいと思っています。特にこの時期は保育者がどのようにかかわるかで園児たちの今後の発達にも影響があると思っています。そのために自分自身、日々いろんなことを学習しながら子供たちにかかわっていきたいです。
「保育士」に転職したい場合、子ども好きをアピールするのもいいですが、なぜ転職を考えた?なども含めて伝える必要があるでしょう。
上記はそこがしっかりできていますが、新卒の例文と同じく自己PRと志望動機を混同しているので、明確に分けて自己PRするべきです。そこは注意が必要ですね。