就活例文
リーダーシップを使い自己PRを作成する方は多いです。ですが、リーダーシップというのは結構ハードルが高い内容です。
なので、ありきたりな内容でリーダーシップをPRポイントにするのは控えたほうがいいです。学生であれば、ゼミ長やサークル長などですね。
というよりは、肩書=リーダーシップという考え方はやめたほうがいいですね。それよりも、自分が属していた組織で自分ができるリーダーシップは何だったか?を考えてアピールする方がいいです。
上記の例はバスケ部のキャプテンですから、リーダーシップをアピールしても自然です。いい内容といえますね。
転職例文
転職の場合は、前職でリーダーシップをとった経験があれば、それを元にアピールしていけばいいでしょう。当然マネジメント能力が主として見られますので、そこを意識する必要はありますよ。
やはり、企業も即戦力を求めていますからね。
リーダーシップをアピールする上で大切なこと
①リーダーでなくても良い
リーダーシップがある人と聞くと、たいていの人は何かしらの組織のリーダーをイメージします。だからといって、実際に任されてもいないサークルの幹事長を務めていましたなどと書く必要はありません。
就職活動の時期になると、誰も彼もが幹事長経験者になるね、などと企業の人事担当者から耳にすることも多いです。相手は何人も相手に面接を重ねてきたベテランです。嘘をついてもきっと見破られることでしょう。
なので、正直に書きましょう。
なにもリーダーを任されたことがないとしても、友人たちとのちょっとした旅行の計画やサプライズパーティーの企画などで中心的な役割を担ったことなど、きっとあると思います。
リーダーシップが発揮されるのは特別な時だけではなく、日常にもたくさんあります。
②具体例を盛り込む
リーダーシップがありますといくらアピールしたところで、具体例がないとやはり信憑性に欠ける自己アピールになってしまいますから、具体例は必須となります。
たとえば、グループで旅行に出かけることになったけれど、誰も一向に準備に取り掛かる気配がなかったとします。それはそうです。誰がいつまでに何をすればいいのかを誰も決めないからです。
みんな誰かがいつかやってくれるだろうと考えているのだろう。
そう考えたあなたは、まず旅行の計画を日程調整、旅券と宿泊先の手配、スケジュール作成などの役割分担に落とし込んで、向いていると思われるメンバーのそれぞれに期限を決めて依頼しました。
その結果、旅行の計画は具体的に動き出して、実現することができた。などというエピソードが挙げられます。
③企業の心配を取り除く
リーダーシップがあります、とPRする学生に対して企業の人事担当者はある部分を心配します。それはリーダーシップと傲慢さを混同していないかということです。
自分の意見をとおすために周囲をなかば強引に巻き込むことをリーダーシップと履き違えてしまっている学生も多いからです。
企業は組織ですから、周囲の人々を引っ張っていくリーダーシップを持ちながらも、組織の一員として同僚と上手く付き合っていくことが重要になります。
リーダーシップをアピールする際には、少しで良いので協調性のアピールも補足で入れておくと良いでしょう。
まとめ
リーダーシップは日常のなにげない一面にも現れるものです。そのエピソードをもとに協調性を持ち合わせたリーダーシップを上手にアピールしましょう。
自己PRは自分で自分の良いところを表現することですが、それを証明してくれる人は自分しかいません。
自分で心の底から本当に良いと思っている部分ならば、他人の証明がなくても企業の人事担当者に伝わるものです。自信を持ってアピールしましょう。