就活例文

私の強みは真面目さです。アルバイトで、個別指導塾の教師をしていましたが、受け持った生徒の成績を上げるために、自分自身も小学校から高校までの学習内容を国語、算数、理科、社会、英語とすべて復習し直しました。子どもがつまづくポイントはどこか、先を見越した学習方法などを自分なりに模索し、指導を行いました。大学4年間、ほかのアルバイトには手を出さずずっと続けてきましたが、徐々に結果を得ることができるようになり、塾長のみならず、保護者や子どもたちからの信頼をもらい、口コミなどで入塾してくる家庭や、次年度は指導してほしいと指名していただけるようになりました。成績の上がった子どもの誇らしげな表情は自分の達成感にもつながりました。人相手の仕事でしたので時に相性が合わなかったり、どうしても結果が出ずにくじけそうになることもありましたが、あきらめず真摯に仕事に向き合う姿勢を常に忘れず御社でも頑張りたいと思っています。

私の強みは真面目なところです。具体的には、私はこれまで周りに流されてさぼったりせず、きちんと物事を最後までやり遂げてきました。実際に学業では予習と復習を欠かさずにやってきたことで、良い成績を維持し続けることが出来たのは勿論、分からない友人たちに教えたりすることでよく頼られたこともあります。また、アルバイトでは与えられた仕事を手を抜かずにきちんとこなし、さらに与えられた仕事以外にも自分なりに仕事を探し、もっと他の従業員が働きやすいようにと普段整理できずに荒れていた場所の整理などをし、上司から感謝されたこともあります。この強みを活かして、御社では一つ一つの仕事に対し、真面目に準備とフォローアップを欠かさずにし、一つ一つをきっちりやり遂げ、自身の仕事のスキルを上げていこうと思います。そして、与えられた仕事だけに甘んじず、進んで大変な仕事にも果敢に挑み、御社の社員の一人として恥じない働きをしていきたいと思います。

学生らしい人柄が伝わってくるいい内容ですね。真面目という抽象的な言葉にも、「具体的に◯◯」としっかり自分の言葉で言い換えています。

欲を言うと、「周りに流されてさぼったりせず、きちんと物事を最後までやり遂げてきました。」というところで、こうなったきっかけを内容に入れるとよりいいですね。

背景を伝えることで、より個性が出るのでオススメですよ。

自己PRはこうやって作れば簡単にできる!

転職例文

学生の頃からよく「真面目だね」と言われてきました。与えられたことに対し、責任を持って最後までこなせること、嘘やごまかしをしないことなどが、その理由だったと思います。もちろん、基本的な姿勢は今でも変わりません。ただ一つ感じるのは「真面目」という言葉には「融通が利かない」とか「協調性がない」といった意味合いもあるということです。確かに以前の自分には、そのような点があったかもしれません。しかし、社会人として経験を積み、状況によっては臨機応変に対応することも必要なのだと学び、自分でもそうすることを心がけました。お客様の信頼を裏切らない、仕事に責任を持つといった真面目さは大切ですが、真面目と言う名の不必要な執着は、社会人として持つべきではないと考えております。御社において、この「臨機応変な真面目さ」を強みとして、貢献できればうれしく思います。どうぞよろしくお願いいたします。

真面目という抽象的な内容を、「臨機応変な真面目さ」としているのがいいですね。

自己PRで見落としがちな点ですが、面接官によって解釈が異なる言葉は、しっかり具体化したほうがいいですね。