就活例文
私は、人の役に立つのが好きです。人のために何かをする事に喜びを感じます。そう思うようになったのは大学のサークル活動を通してです。私は武道系のサークルに所属していました。しかし、2年生の時に公式戦で膝を痛め、以来選手として活躍する事はできませんでした。サークルを辞める意向を先輩に伝えた所、『選手としてではなく、裏方として残ってくれないか』と懇願され、マネージャーとして残りの大学生活を送りました。選手として活躍する夢は断たれましたが、マネージャーとして練習のスケジュール作りやサークル内の金銭管理など、サークルのため、部員のためになる事なら何でもやってきたつもりです。そのような経験を積んでひとつだけ分かったことがあります。人の役に立つという事は、たとえ報われることがなかったとしても、それ自体がとてもやり甲斐のある仕事なのではないか、という事です。人の役に立つことの喜びを会得できた大学生活だったと思います。御社でお世話になる事があれば、この気持ちだけは絶対に忘れずに仕事に励みたいと思っています。
エピソードが具体的でいいですね。人の役に立つことが好きという理由が伝わってきます。自己PRでは、アピールではなくエピソードベースで構成を考えましょう。
転職例文
私は人の役に立つのが好きです。相手の笑顔を見ることが何よりの生きがいです。私は現在、医療系の専門職に従事しています。医療の現場で仕事の相手になるのは、病気や怪我で悩んでみえる患者さんです。患者さんたちは常に何かを求めて病院に来られます。それが治療であったり、相談であったり、そのかたによってさまざまです。私はその方々が何を求めているか察知し、役に立つよう行動を起こすことに優れています。それはそのかたが求めている根本的なことであったり、またささいなことであったりさまざまですが、行動を起こしてそのかたが笑顔で帰っていくところを見ると、役に立っているということを実感できます。私はその瞬間が大好きです。この強みを活かして、御社に入社した暁にはそのかたが何を求めているか推察し、少しでも役に立つ行動を取れるよう心がけたいです。御社にとっても利点がありますし、私にとっても喜ばしいことなので常に心掛けて業務に当たりたいです。
自己PRは強みをアピールするのが大事ではありますが、転職の自己PRでは上記のように仕事のスタンスをアピールするのもありです。
職務経歴書全体で自分をどう魅せるか?だ大事ですからね。