就活例文

自分では気づかなかったことですが、私は「面倒見がいい」という特徴があると、二年ほど前に先輩から指摘されました。それはサークルの先輩で、当時、先輩は四年生、私は二年生でした。二年生の私が新入生に対してあれこれ世話を焼いているのを見て、その先輩が「君は後輩の面倒見がいいね。二年生でそこまで後輩の面倒を見られるのはめずらしい」と褒めてくれたのです。それまで、私は「面倒見」ということを意識したことはありません。ただ単に、「新入メンバーは不安を感じているのだろうな」と考えたり、「後輩は、こんな時に、居心地の悪さを感じるにちがいない」と思って、後輩が少しでも居心地の良いように計らってやろうと思っただけなのです。それがつまり、「後輩に対する面倒見の良さ」であることを、先輩の指摘によって自覚しました。もともと、「こうしてやろう」という意志を全く持たずに、結果として人から指摘されたのが、私の「面倒見の良さ」です。今はそれを、自覚しています。これは、きっと、御社の仕事でも生かせると確信しています。

面倒見が良いというネタで自己PRするのは難しい部分がありますね。

冒頭の「二年ほど前に~」という箇所も不要ですしね。自己PRというよりは長所としてアピールするのがいいかもしれないですね。

自己PRはこうやって作れば簡単にできる!

転職例文

面倒見の良さが、仕事に生かせる私の個性だと思っています。新卒入社した前職では、入社2年目にして、後輩の新人の教育係を任されました。自分自身が、やっと仕事を覚えた段階でしたので、まったく自信はなく、「上司はなんで、経験のない自分に新人教育をさせるのだろう」と、疑問に感じたものです。ところが、実際に教育係として、その後輩と付き合ってみると、大変良好な関係を築くことができました。後に、上司に聞いたのですが、上司は私の面倒見の良さを見抜いていて、それであえて、入社2年目の私に新人教育係を命じたのだと言います。以来、新人の教育や世話、コーチングがセクション内の私の役割に一つになりました。その後、他のセクションに移ってからも、それは変わりませんでした。どうやら、私の面倒見の良さは、社内の「常識」となっていたようです。おかげで、コーチングスキルを磨くこともできましたので、ぜひ、御社でも面倒見の良さを生かして、人材育成のお役に立ちたいと思っています。

人材育成関連の仕事への転職だからこそ面倒見の良さをアピールしたのでしょう。

相手に合わせてアピールすることは非常に大事ですね。