就活例文

人の話を聞くのが好きというのが、私の個性であり強みだと思っています。私は好奇心旺盛なために、自分の知らないことを知りたい、これまで自分とは無縁だった世界の話を聞きたいという欲求を強く持っています。自分の興味のある話を聞くことは、誰でも好きでしょう。しかし、私は自分にとって興味のないジャンルでも、そのジャンルのことが好きな人が熱く語る話には、とても惹かれるのです。そうした話を聞くと、「こういう世界もあるのか」とか、「こういう人生の楽しみもあるのか」ということに気づかされるからです。よく、「年配者の話は自慢話が多くていやだ」と言う人がいますが、私はまったくそうは思いません。人生経験豊富な方の経験談をうかがうのは、私たち若い世代の人間にとって有意義なことですし、お話し上手な方が年配の方には多いので、お話が長くなっても、嫌な感情は生まれません。自分の知らない世界の話、人生経験豊富な方の話を聞くことが、私は大好きです。これは社会に出てから生かせる、私の強みだと思っています。

「人の話を聞くのが好き」を自己PRではでアピールするのは難しいかもしれないですね。自己PRでは具体的なエピソードが何より大事なので、エピソードを書きにくいテーマは避けたほうが無難でしょう。

自己PRはこうやって作れば簡単にできる!

転職例文

人の話を良く聞いて物事の対応に当たることができることが私の強みです。私は前職ではパソコンのインストラクター業務をしていました。パソコンのインストラクターというと生徒さんにテキストなどの教材を読み、一方的に教えているイメージがありますが、実際には生徒さんには低年齢層の学生さんから還暦を超えたお年を召した方まで非常に幅広い年代の方がこられるため、全員にまったく同じ内容の教え方をしていては生徒さんの理解が進まず行き詰まってしまいます。ですから私の場合、生徒さん一人一人とコミュニケーションを取り、相手が何に困っていて、何を知りたがっているか、どうすれば上達できるかを良く話を聞いて個別に対応していくように心がけて業務に当たってきました。この職業を通じて培った相手との連絡・伝達能力を生かし、御社では営業面での勤務で生かすことで会社の利益に貢献できるように頑張っていけたらと考えております。

話を聞くという強みは転職の自己PRでわざわざアピールする必要はないように思えます。

社会人だからそれは大前提でしょ?と考える面接官も多いですからね。なので、驚きや興味を持ってもらえるような内容を考えるようにしましょう。