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自己PRって苦手な方と得意な方とにはっきりと分かれると思います。かく言う私は自己PRが苦手でした、というより今も苦手です。

自己PRが苦手な方というのは、自分自身に対する評価を決して過大評価しない方だと思います。自己PRの得意な方が、いつも過大評価をしているとかいうわけでなく、それはそれでひとつの才能だと思います。

よく言えば「謙虚」、悪く言えば「引っ込み思案」みたいな感じでしょうか。

自己PRが苦手なこと自身がコンプレックスになっていると思います。普段はそんな機会はそうないかもしれませんが、就職活動ともなるとそうも言っていられません。

なんせ、相手は沢山の就職希望者を相手にしてその中から選ばなければいけないのですから、相手に自分のことを分かってもらわなければいけません。

自己PRが苦手という方はきっと、「こんなことはとるにたらないことに違いない。」とか「こんなことには誰も脅威を示さないはずだ。」とかいう感じで自分や自分の体験、経験を低く評価してしまっているのだと思います。

しかし、就活の場というのは、例えばコンパや飲み会とかで目立って周りの人気者にならなければいけないといった場とは違います。

そういった場ならば、何か特殊な経験とかを面白おかしく語ることも必要かもしれませんし、それが愉快にすごし、その場を成功に導いてくれるために必要な条件かもしれません。

しかし、就活の場は違います。相手にとって自分が必要であるかどうか、役にたつ人間であるかどうか、会社にとって利益をもたらす人間であるかどうかといったことがポイントになってきます。

就活をしている側の視線から離れて、採用をする側に人間の視点にたって考えてみてください。

あなたならどんな人を採用しますか?職種によるかもしれませんが、決して、面白おかしく目立つ人というのが最重要ポイントにはならないと思います。

いかにして、真面目に一生懸命、継続して働いてくれるかということがまず最初のポイントになる部分だと思います。

最初に述べたとおり、自己PRの苦手な方という方のなかには、真面目に頑張ってきたが故に特段エピソードやキャラクターみたいなものがない方も多いと思います。

ですが、普通に真面目に何事もなく学生生活を送るというのはます一番大事なことで、それ自体が尊重され、評価されてしかるべきものだと思います。

だから、真面目に過ごしてきた自分を評価してあげて、あらためて自分を見直してみましょう。

「自分も、そこそこがんばったんじゃない。」ということになると思います。そして、そんな等身大の自分を相手に分かってもらえればいいのではないでしょうか?

決して、力を入れすぎる必要もないと思います。