就活例文

私は人と人とをつなげることが得意です。自分の知り合いのうち、この人とこの人は話が合いそうだと思ったら、紹介することによって人と人を結びつけるというようなことがよくあります。学生時代には、雑誌製作サークルに所属していました。同人誌のような書きたいものを書くといったものではなく、学生たちに需要のある情報を提供することを目指していました。まず、学生たちが読みたいと思うテーマを、聞き取り調査やアンケート調査によって、選定しました。そのうえで、そのテーマに適した書き手を学内外から探して、記事の執筆を依頼しました。雑誌の制作作業を通じて、需要と供給のマッチング作業を行っていました。これからの行政に重要なのは、需要と供給のマッチングだと思います。財政的に困難になる中、市民に需要があるからといって、すべての事業を行政が担うことはできません。民間の力を利用することが必要です。市民の需要と民間の活力の活用の架け橋になるという行政の役割を担うために、私も尽力してまいりたいと思っております。

いい内容ですね。自分が志望している公務員の仕事内容と結びつけてアピールできています。

職種や仕事内容が明確であれば、しっかり学生時代のうエピソードと結びつけるようにしましょう。

自己PRはこうやって作れば簡単にできる!

転職例文

私は元々公務員志望だったのですが、家業の農業をついでしばらくの間父と一緒に米作りをしておりました。そして気づいた事は、集落の農家の高齢化と経営効率の悪さです。私の集落の農業従事者はほとんどが高齢で、後継者は農業収入だけでは生活が出来ない為、サラリーマンや建設業へ従事し、その傍らに農作業を手伝っているので農作業にかけれる時間が少なく、高価な機械を装備して不足する時間を埋めているのが現状です。その為農業から得る収入は収支がトントンというのが実情です。米作り農家の多くは似たり寄ったりというのが実態ではないでしょうか。そこで私の公務員への転職への気持ちに火が付きました。日本の農業従事者の平均年齢は66歳を超えたとか。この方達が農作業から退く前に手を打たなければ大変な事になります。農業はさあ明日から始めようといって出来るものではなく、ある程度の経験が必要です。私は農家の後継者や農業の希望者が農業一本で生活が出来るような仕組み作り、応援をする立場になって世の中に貢献したいと思うのです。

公務員には色んな職種があるので一概に自己PRといっても、100通りの正解があるのが実態です。ですが、上記は公務員への転職の自己PRにはふさわしくありません。

これは断言できます。

なぜなら、上記は自己PRではなく志望動機になっています。よく自己PRと志望動機を混同されている方がいるのですが、自己PRは志望先で貢献できることを伝える必要があります。

なので、自己PRではしっかり何ができるか?を伝えるように意識してください。