就活例文

私は同年齢の若者に比較して問題解決能力に長けていると考えています。この問題解決能力は、中小企業の町工場で4年間、アルバイトさせてもらった事で培われてた能力です。知り合いの伝手で1年生の夏休みに製造現場での仕事をさせてもらったのですが、そこで毎日仕事している人には当たり前になっている様な非効率な点やその改善案の提案を積極的にさせてもらいました。こうした積極性が気に入ってもらえ、春や夏の長期休暇には、その会社で製造現場や倉庫業務のみならず、管理的業務も経験させてもらいました。管理的業務においても、仕事をこなす中でその本質を考え、会社の皆さんと一緒に、色々な問題解決にも取り組ませてもらいました。その中で柔軟な発想による改善アイディアと、その整理と論理的組み立て、さらに説得力が身に付き、問題解決能力を高めてくれたものと思っています。どんな仕事もルーティン業務のみではなく、問題解決能力を要するものであり、このスキルと挑戦する姿勢で、必ずや御社の中で成果を上げる事ができると思っています。

問題解決能力をアピールするのはいいですが、エピソードに具体的な数字を入れて欲しいですね。

でないと、問題解決能力があるとは文章を見た限りでは判断できません。志望業界・職種によりますが、学生の自己PRなのですからもっと肩の力を抜いて人柄が分かる内容でもいいかもしれないですね。

自己PRはこうやって作れば簡単にできる!

転職例文

どんな仕事の現場にも問題が山積しています。仕事というのはその問題を日々解決していく作業だと思っています。それが仕事の本質で、最も能力を発揮しなければならないのが問題解決力だと考えています。私に全ての問題に対しての解決力があるとは到底思っておりません。しかし、今までの社会人経験の中で、問題解決力を培ってこれたと思っています。これは経験力と言ってもいいのだと思います。売り上げが不足している時の対処方法、人材不足の時の対処方法、他社の攻勢に対する防御方法、顧客クレームの対処方法など、様々な課題に直面し、今までの10年間対処して参りました。最も重要視していることは、逃げない事。そして現場を直視することです。問題が発生すると逃げたくなるものですが、逃げていては何事も解決しません。その解決方法は現場を知らなければできません。机上の検討は空論に終わります。そのことを心掛けて今まで仕事をして参りました。御社に入社が叶いました暁には、この問題解決力を更に活かして参りたいと考えています。

最初の結論で、アピールしたいことをズバッと言い切ったほうがいいと思います。

転職にかぎった話ではなく、自己PRは結論⇒立証の流れで構成するのが鉄則です。