就活例文

私はゼミでの研究活動で得た専門知識、プレゼンテーション能力が持ち味です。私は主に製造業の技術革新と経営の競争戦略について研究し、学内の多くの学会で発表してきました。その過程で現実社会の経営競争で生き残る難しさを学びました。そして同時に大変多くの企業の経営努力、論理的に考え抜かれた戦略を知識として得ることができました。またそれを発表形式でまとめることで、考え方の異なる仲間と共にひとつのものを作り上げるコミュニケーション能力、より相手に伝わるプレゼンテーション能力を身に着けることができました。このゼミ活動で得た経験を活かし、御社では常に御社の利益になる行動は何かを考えて行動し、周囲の方とコミュニケーションをしっかり取り協力したいと思います。また自分の考えを周囲に伝える機会を得た際には、プレゼンテーションでの経験を活かしてより分かりやすく迅速に伝えていきたいと考えております。

私は大学生の時に政治学のゼミに入りました。このゼミで主にやっていたことは、一つ議題を決めて先輩や後輩達と討論をすることでした。例えば天皇制についてでしたら、天皇制を続けるか、もしくはなくした方が良いかについてあえて分かれて討論をします。変な意見を言うと、先輩達から糾弾されます。感情的になると、周りの人から批判されます。時には意見がなかなか言えなかったり、知識不足で馬鹿にされたこともありました。しかし、ゼミに参加をし続けて成長して、どんな先輩に対しても、どんな状況であっても落ち着いて意見を堂々と言えるようになりました。また例え批判されたとしても感情的にならずに冷静に話すことが出来るようにもなりました。その結果、先輩達からは誉められて、ゼミの先生から何度か賞賛されました。このゼミの体験を活かして、他社の人と交渉を進めたり、セールスをするときには御社に貢献すべく絶対有利に物事を進めたり、商談を成立させます。

大学3年次からの専門課程のゼミでは社会科学ゼミに所属し、大学4年次の卒業まで一貫して、開発途上国のビジネス支援について研究を行いました。開発途上国と先進国の経済水準の分析から取り組み、参考文献を読みながら何が問題なのか、またどういった点が先進国側の視点からずれているのかということをさらに分析しました。また、統計的視点だけでなく、開発途上国の貧困層の幸福指数についても研究を深め、支援体制について仮説を立てることによって、実際にクラウドファンディングサイトを通して発展途上国のビジネス支援を経験しました。またそこから自身の開発途上国の起業家へのビジネス支援モデルを考案しました。参考文献を講読するだけでなく、自身で分析を深め、さらに実践を通して新たな考えを創ることは常に変化及び臨機応変な対応が求められるビジネスフィールドにおいても欠かせないスキルであると考えられます。計画から実践さらにその発展を行うプロセスは御社の仕事で生かすことができるスキルであると考えております。

ゼミの研究テーマによっては、自己PRでアピールするのは有効でしょう。

ただ、結論部分ではアピールしたいことを伝え、エピソード部分にゼミの内容を書くというのが理想ですね。