就活例文

私は他人とのコミュニケーションをする上でいつも意識することがあります。それは聞き役に徹することです。これは相手にたくさん話をしてもらうことを意味しています。人は会話をするとき、話をすればするほど気持ちよくなるものです。学生時代、私は塾講師のアルバイトでこのことを強く体感しました。子供たちの中には保護者に無理やり子させられているという意識の子が少なくありません。また、学校で悩みを抱えている子もいます。前者においては塾に来るのが楽しくなり、後者においては悩みを話して楽になったと言ってもらいました。塾本来の目的とは異なるかもしれませんが、聞き上手であることが有益である証明であると感じました。また、この技術は初対面の方との交流において非常に有益です。相手の方に話していただくことで、その方の人となりや趣味嗜好を知れることに加えて、気持ちよさを感じていただけるため良い印象を与えることができるからです。御社にはこの強みを活かして貢献します。

知性を感じるいい自己PRですね。何より読みやすくエピソード内容もいいです。聞き上手をネタに自己PRをする際は、是非ともご参考にしてください。

自己PRはこうやって作れば簡単にできる!

転職例文

私は聞き上手です。以前はシステム関係の営業を行っておりました。どんな商品を売る時もそうですが、必ずお客様のニーズを聞き出せなければ、一方的な商品説明となってしまい、お客様の購買意欲を駆り立てることはできません。また一方的な説明はお客様との関係も構築できません。まず私が実践していたのは、お客様の背景を知ることです。現在の運用方法や要望を聞くことで、何が大変で、困っていらっしゃるのかの悩みを集めます。実は、一つ一つを掘り下げていくと、手作業でなんとかなっていたので大変とはそう思っていなかったことや、本人も気が付いていないことなどもわかってきます。そこから、このシステムを使うことでのメリットや将来的なことを考えた提案をしていきます。そうすることで、的確に製品をPRできるほか、お客様への信頼をも勝ち取ることができます。こうした提案アプローチとお客様への聞き上手な部分をぜひ御社の仕事にも活かしたく、応募させていただきました。よろしくお願いいたします。

営業のやり方は人それぞれですが、自分なりの営業スタンスをアピールできていていいですね。

ただ、説明よりも具体的な数字や実績を内容に含めてほしいです。

そこが差別化のポイントですからね。